手のひらのメモ

ライフスタイルメモ。趣味は年々移り変わりゆくもの。特に一点だけに特集はせず、色々と手を伸ばしながら書きます。

ローファーのサイズ選びは難しい...

 私が持っているローファー、カルミーナの80191型。かなり気に入ってるが、実はサイズ選びを間違っていることに気づいた。高かっただけにショック…。とはいえ、公式で買うと6万以上しますが、セールで半額で買えたのはまだよかった。(高いことには変わりないけど)

一番小さくてUK7つまり約25.5㎝しかなく、在庫も少ないアウトレット品なのでついつい...若気の至りをしてしまった。

 かつて所持していた(おそらく)セメント製のローファーは25でも沈み込まなかったので履けていました。調べるのを怠り、無知ゆえに犯した罪。いくらインソール等で調整してもかかと抜けや足が中で動いてしまう。

 もったいないけど、売ってしまおうか。気に入ってたラストだっただけに悔しさがこみ上げる。手放す前にこのローファーの魅力だけ語らせて欲しい。

 

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 使っているラストはUETAM(ウエタム)で、イタリアンシューズにインスピレーションを受け、つま先の低いラウンドトゥが特徴だそう。私が受けた印象としては横幅が細くスマートなアッパーに、ラウンドトゥでありながらシュっと鋭く、優しい印象とキリっとした印象が合わさったようなラストだ。履いてると足元が細く見える。どんなトラッドスタイルにも合わせられそうなペニーローファーだ。まさに一足は必ず持っておきたいローファー。カルミーナってどれもこれもラストが秀逸と言いますか、兎に角、形が美しい。惚れ込んでしまう。

 また、アノネイ社のカーフレザーを使っており、キメ細かく、変な皺が入りにくい。というより、入ったとしてもそれなりに美しく見せてくれる。


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 革靴に興味を持ち始めた当初は、皺の入り方など微塵も気にしたことがなかった。が、靴好きの間では皺の入れ方にこだわる人もいて、そんな細かいところにも気を遣うのかと驚愕した。だが、ある程度足数が増えてくるとなんとなく履き皺が気になり始め、次第に皺の入れ方に興味を持つ。

 磨くと光りやすいレザーで、光りにくいと噂のブートブラックのワックスでもハイシャインができた。毛穴が埋めやすいというのか(初心者だからよく分からないが)、ザラザラはしてないので比較的埋めやすいといったところ。ワックスをつけていないところも味が出てきて育てるのが楽しい靴だった。

 

結論

 余談が過ぎたが結論を言うと、ローファーはジャストサイズで買うことがセオリーだと言うこと。それでもフィットするかはまた別の話で、なるべく試着をすること。

 ローファーはサイズ感がシビアなだけによく考えてから買うべし。自分に合ったローファー探しはまだまだ続く…。