私のやっているプレメンテは靴好きの方々がやっているような本格的なものではないが、購入してある程度のクリームは落としてから履くようにしている。
今回はシェットランドフォックス/アバディーンが来たので、履けるように準備をしていく。
まずブートブラックのリムーバーとレザーローションが合わさったクリームで元から付いていた靴墨を落としていく。
肉眼ではそこまで付いていないように見えたがいざ落としてみると…
汚れやべえ。
どんだけ付けてるんだこれ。拭いても拭いても終わらない。ドロッドロである。落とすのに1時間以上はかかってた。それとも最初からプレメンテされてるタイプなのか…?または長く在庫として残されていてクリームが沢山塗ってあるのか…。
汚れと格闘してなんとかすっぴんにした。
レザーローションが配合されているおかげで少しは艷やかになったようだ。
丁度ここでレザーインソールが到着した。
サフィールの二層仕立てのレザーインソールだ。靴のサイズは24だが、レビューに大きめを買った方がいいとのことで25を買っておいた。入れてみるとこんな感じ。
かかとは少しだけ切った方がいいかも。全体的にサイズ感はぴったりだ。捨て寸の箇所だけ届かないけど、そこに足を入れる訳じゃないので良しとする。
レザーインソールを買った理由だが、私の足は甲が薄くて華奢な為、新品の靴でも羽根が閉じきってしまう。そうすると紐での調整が出来なくなってしまうため、底を盛る必要がある。タンパッドも検討したが、先にインソールをポチってしまった為こちらを試すことに。
入れた結果として…
まあまあ羽根は開いた。無かった時よりは少しキツめになり、フィット感が向上したように思える。縦のサイズはバッチリだ。だが、どうしても甲の問題がつきまとう厄介な足である。ラウンドトゥよりもスクエアトゥの方が足のホールド感が良く歩きやすいということが、足数が増えてきてから気づいた。これからはおそらくスクエアトゥを中心に候補に入れていく。丸っこいラウンドトゥも可愛らしくてカジュアルな服装に合わせやすいが、履き心地を今は優先したい。
残りの作業としては、デリケートクリームを軽く塗り、次に乳化クリームをブラシでならしていく。残ったクリームを布で拭き取ったら終わりだ。最初はいつもナチュラルな仕上げにして、飽きてきたら鏡面にしている。というのが私のルーティーンだが、他の人はどんなプレメンテをしているのだろうか。
鏡面にするタイミングでまた記事が書ければいいな。